39 文化をつくる

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今日は前期最後のチーム演習でした。
チーム演習とは、ゼミとは別に、別々の領域を研究している院生が集まって、研究についてディスカッションする場です。
私のチームは現職の院生2名、ストレートマスターの学生3名で構成されています。

来週末に迫った前期の課題についての最後の発表とディスカッションでした。

私は前回のゼミで使った動画とパワポを中心に説明をしました。

チーム演習の意義

専門領域の異なる院生の発表はとても新鮮で、すごく面白いです。
だから、いつも的外れかもしれないし、批判的に聞こえてしまっているかもしれませんが、私の拙い経験を踏まえて感じた意見は言っています。

また、その中に様々なヒントがあるんじゃないかと思って、探しています。

それぞれの個性が魅力的で、話を聞いていて楽しいです。

論理的な資料作りと説明

論理的な資料作りと説明のスキルが欲しいです。
どんなに素晴らしいことを考えていたとしても、きちんと説明できなければ、相手には伝わりません。
普段生徒には散々言っているのに、自分にそのスキルがない。
どこかで基本を教わらないとだめですね。これは。

パワポをしっかりと論理的に作って、説明できる先生もいらっしゃって、本当にすごいなと尊敬します。

内容を精選する

研究とは別にもこの2年間でやりたいことはたくさんあります。

今準備している資料より引用

主には1、2番目を中心に研究を考えています。
今回の発表は今後の研究に繋げていくものなので、少し広めに提示してディスカッションしたいとは考えていますが、
考えていることが広がりすぎると、収集がつかないので、うまくまとめていくことが大事だなと思っています。

戦略的に考える

今の私のテーマはこれです。

私は「組織マネジメント」の研究を考えていますが、大学院は2年間です。もうすでに1年目の前期が終わろうとしていますから、実質あと1年半という事になります。

ある先生から
「組織改革を限られた残りの時間で行うには、忙しすぎるんじゃないかな。」
というご意見をいただきました。
まったくもって、その通りです!本当にそうです。

青山学院大学の原晋監督も、箱根駅伝に出場するまでに6年かかっています。
あれほどの人で、あれだけの大学でも。(それだけ箱根が厳しいわけですが。)

今までの学校でも、「学校、何だか変わってきたよね。」って職員が感じるまでに何年もかかりました。5年〜7年とか。
でもそれじゃ、時間がかかり過ぎてしまうんです。
だから研究をしようと思ったんですよね。
限られた期間でどうやるか、やり方を考えていきます。

また、その先生には
「だから戦略的にやっていく必要があるね。」
とアドバイスをいただきました。本当にそうです。
戦略的に考えること。常に頭においていきます。
後期からは戦略に入っていきます。

今は、とにかく知らないことが多過ぎますね。
今日のキーワードは
「行動分析学」「強化子」です。
勉強します。ありがとうございます。

チームビルディング

「チーム」という言葉、よく使いますが、どうなったら「チーム」と言えるのでしょうか。または、どうなったら「チームで働いている」と実感できるのでしょうか。
チームビルディングを考えていく以上、「チーム」の定義は重要です。

あなたの学校・職場は「チーム」で働けていますか。どうでしょう。

前任校で最後に担任をした時、卒業に向かっていく中で、学年の担任団が「チームになってきている」と感じていました。
どういうところが「チーム」だと感じたのか、これから研究をしようとしているのに、うまく言語化できませんが。すみません。

試行錯誤した末にそうなっていったわけですが、それを戦略的に作っていくことが研究のポイントでもあります。

持続可能であること

これは常に思っていることですが、大学院での様々なことが、研究したことで完結してしまい、終わってしまわないことが大事だと思っています。
私は何のためにここにいるのか。
修了後の学校において、持続的に続けていけることがすべてです。

持続可能かどうか、すなわち今流行のSDGsのSですね。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

持続可能で、汎用性のある研究にしていきたいと思います。

「なんか変わったよね」

義務教育の先生たちがやられているように、頻繁に校内研修の機会を持つことは、正直高校の現場では難しいと感じています。
校内研修を通して、学校の目標や目的を見出したり、意識改革を行うことは、簡単ではありません。
これからの研究の中で、何度か校内研修をやらせていただくことはありますが、さほど回数は多くないように思います。
現段階としては、上記でも書いた通り、戦略的に研究を組み立てていく中で、「いつの間にか組織の文化が変わってきたよね。」という状況にしていくことを考えていきたいと思います。

評価

こう言ったテーマの研究は評価が難しいですね。
今後の課題となります。
成果を数値で表すことができませんし、できたとしてもあまり価値のあるデータにはなりません。
考えどころです。

まとめ

今日も日記風のブログになってしまいました。
今日頭に浮かんだこと、チーム演習で感じたことを書き出させていただきました。
教職大学院生の頭の中はこんな感じのことがグルグルしています苦笑

研究が、私にとって面白いものあり、人から見ても面白いなと思ってもらえるものでありたいと思います。

「文化をつくる」
言葉にするのは簡単ですが、つくるのは簡単じゃないですね。

リーダーの性質によって、リーダーシップの取り方は異なるので、私が研究したやり方が、誰しもができるものとして使えるわけではありません。
しかし、私は自分の研究から、最後は汎用性のある「誰でもできるミドルリーダー の学校組織マネジメント」という手法の確立をしていきたいと考えています。
(2年間で終わらないかもしれませんが)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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