12 書くこと

教職大学院

私は書くことが好きです。
それもありblogを始めました。
しかし、PCのキーボードで書くのは得意なのですが、実は紙に鉛筆で書くことはあまり得意ではありません。

PCとの出会い

私がPCを使うようになったのは大学生からです。
何年生のときだったか覚えていませんが
当時はちょうどWindows98が発売された時でした。
最初のパソコンの授業でThis isの「T」をどうやって大文字にしたらいいかわからなくて、90分の授業を終えたことを今でも懐かしく思います笑
恥ずかしくて人に聞けませんでした。
そのことがきっかけで、タイピングをマスターしようと決意し、バイトの仲間にタイピングソフトを借りて、猛練習したのを覚えています。

今ではもちろんオフィスの基本ソフトは使えますし、accessで簡単なデータベースも作れます。
大学時代には多少C言語でプログラミングもできました。
Excelで自分でマクロを組んで、ボタンを作ったりもできます。
動画編集もある程度できます。
ただ、スタートはThis is の「T」です笑(繰り返し)

Typing

ちなみにタイピングが得意でない人は、どんだけPCで文章を打っていてもうまくはなりません。タイピングはタイピングソフトで練習する必要があります。
私がお勧めしているサイトはmyTypingです。
ひよこでも出来るタイピング練習講座」がお勧めです。
昨年度「社会と情報」の授業でも使いました。
何度も言いますが、タイピングソフトで練習しないと上達しません。
タイピングの速度は仕事を時短する上で、非常に重要です。

PCでタイプして書く

さて、話がそれました。ここから本題に入ります。

私は基本的に手で文章を書くことはありません。
大学院に入り、久しぶりにノートをとっていますが、正直めちゃくちゃです。
かろうじて後で見直せるかどうかのレベルです。
ノートを見やすく丁寧に書ける人、すごく尊敬します。

なぜに手で書くことが苦手で、PCでタイプして書くことが得意なのか、自己分析してみました。

字を書くのが苦手

なぜか字を書くのが苦手です。特に漢字が苦手でよく書けません。
本は読むので、読みは得意ですが、とにかく書けない。

思考の速度

漢字が苦手なこともあり、手で書くと思考の速度に手がついてきません。
私にとっては思考の速度とタイピングがちょうどいいんですよね。
ちなみにSNSなどの文章をスマホで打つ場合には、フリック入力しますが、こちらだとちょっと思考に追いつかない感じです。
すなわち、せっかちなので、イライラして手で書けないってことです笑

文章の構成

紙に鉛筆で書くとなると、最初から最後まで構成を考えた上で、記述していかなければなりません。私はそのように、「あらかじめ構成を考え書く」ことが苦手です。
要はめんどくさがりなので、「書きながら構成したい」んです。
なので要点を最初にいくつかいきなり書きつつ、そこに徐々に文章を肉付けしながら書いていく形をとっています。
「どうしても言いたいこと」を最初に書いておいて、徐々に書き足していく感じです。

すなわち、私は書きながら「思考を整理」をしているのです。
これが私にとっての「書くことの意義」なのだと思います。

PCで文章を書くメリット・デメリット

メリット

・途中で新しく文章を挿入できる
・コピペが楽なので、書きながら文章の順番を入れ替えられる
・漢字がかけなくても大丈夫(笑)

デメリット

・数式を入れるのはちょっと面倒。(数学教師あるある)
・タイプミスしても気がつきづらい。(誤字脱字だらけ・性格にもよる)
・レイアウトの工夫に一手間かかる。(手では自由にかける)

マインドマップ

これは余談になりますが、
文章にするかどうかはともかくとして、思考整理の方法は他にもあります。
その手法の一つがウェイビングマップやマインドマップです。
マインドマップを書いてから、文章を書かれている人もいると思います。

私も思考の整理をするのにときどき使いますが、主にMind Nodeアプリを使っています笑(徹底して手で書かない)これあるとめちゃ便利ですよ。

性急に意見を述べるのはやめよう

少しだけ話がとびます。

Think Clearly最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

私たちの大学院のゼミでテキストとして使っていたThink clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法のなかに下記のような章があります。


脳はどんな質問にも「答え」を見つけ出そうとする
しかし、答えを発信する際に犯しがちな間違いが3つある。
・自分が興味のないテーマにも意見を述べてしまうこと
・答えられない質問にまで発言してしまうこと
・複雑な質問に、性急な答えを返してしまいがちなこと

私たちは、「即座に直感で答えを出す傾向」がある。
そして、意見を表明した後になってようやく頭で理性的に考え、自分の立場を裏づける理由を探し出す。
直感による答えの判断は非常に早く単純で、「ポジティブ」か「ネガティブ」か、「好き」か「嫌い」かの二択しかない。

Think Clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
31 性急に意見を述べるのはやめよう

すなわち複雑な質問には、性急には答えられないのです。
口に出してしまった以上、どうしてもその意見を正当化しがちですね。
言ってしまった後に落ち着いて考えてみたら、違う考えが浮かんでくることもありますよね。
あなたも経験がありませんか?私はよくあります苦笑
人間にはこのような性質があると分かっていれば、
急いで答えようとしないで、「わからない」と答えて良いのです。
この章を読んでから、私はすぐに答えないで、少し考えてから答えるようにしています。

またこの章では以下のように述べられています。

あなたが本当に「自分の意見」をつくりあげたい時は、どうすればいいだろう?
その場合は、時間をかけて、落ち着いて、自分の考えを書き出してみるといい。
「書く」という行為は、考えを整理したいときの王道だ。とりとめのない思考も、文章にすればクリアになってくる。

Think Clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
31 性急に意見を述べるのはやめよう

と。

※この本は52章からなっていて、様々な考え方が述べられています。
同意できるもの、できないものとありますが、考えるきっかけになるようには思います。

職員会議の意義

私がこの章を読んで頭に浮かんだのが、職員会議です。
事前に議題の内容が周知されていればまだ良いですが、その場で初めて目にした議題について議論することが多くあります。
そして、その場の性急な意見により、会議は紛糾するという・・・
でも、先ほどの理論でいくと、これはほとんど意味をなさない議論ということになります。

対策としては、
「前日までに資料を配布し、必ず目を通した段階で会議に臨むこと。」
となりますが、その前段の会議の日程等を考えると極めて厳しいですね。
そうなってくると、職員会議の意義そのものが問われてきます。
このコロナ禍の中で、慣例的に行われてきた様々な行事が精選されましたが、議論する場としての観点では、職員会議もそれに当たるように思います。

私の考える対策

ではどのように議題を承認していけば良いか。
私は、slackのようなチャットアプリを使い、資料を共有し、意見は書き込んでもらい、問題なければ承認する。
という流れでいいのではないかと思っています。
承認までに期間を設ければ、落ち着いて考えることができます。また、職員会議がなくて、承認できない。ということもなくなります。

部署ごとにチャンネルを分けられるという点でslackはお勧めですが、極端な話、LINEのグループでもできることです。

どうしても全体で顔を合わせて話をしなければいけない議題は、会議で行えば良いと思いますが、8、9割方このやり方でいけると思います。

顔を合わせないとダメでしょうか?
みんなめちゃ忙しいです。空いている時間も人によって違います。
チャットならいつでも目を通すことも意見を書き込むことができます。

その空いた時間を何に使うのか

では全員で顔を合わせる必要がないのかというとそうは思いません。
これまで職員会に当てていた時間は、
学校の目標や将来像を考えたり、研修をする時間に当てていけるといいなと思っています。
あらかじめ議題をあげておくことができるので、考える時間をとることができます。
このような議論は本当は最も重要なはずなのに、いつも後回しになってしまいます。
しかし、本来は一番最初になければならないものです。
私個人の考えでは、これはチャットでもできなくはないけど、
顔を合わせて熱くディスカッションしたいなと思います笑

と、話はだいぶ逸れてしまいましたが、
書くということは思考を整理する上で非常に重要な役目を果たしています。
(はい、その話でした。)

まとめ

思考の整理

私にとって「文章を書く」ということは、「思考の整理」
だからこれからも書くことを続けていきます。
人によって思考の整理の方法はいろいろあっていいと思います。
自分にとってやりやすい方法を使っていけると良いと思います。
ちなみにもう一つ「人と話す」ことも、「思考の整理の手段だな」と最近改めて気がつきました。これについてはまだ次回以降のブログで書きたいと思います。(多分)

それではまた。

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