私の研究で「強み」というキーワードが出てきます。
現在私が自分の「客観的な強み」として活かしているのが
Strengths finder(ストレングス・ファインダー)です。
以前、同僚の先生に本をいただき、大変申し訳ないのですが、少しの期間寝かしていました。(ごめんなさい。)
しかし、何がきっかけだったのかは覚えていないのですが、
数年前に思い立って、ストレングス・ファインダーを行いました。
それ以来私は、自分の「強み」を意識しながら、仕事や生活を行っています。
さらには研究のきっかけとなりました。
私はこの会社との利害関係はまったくありませんが笑、すごく面白いので少し説明していきたいと思います。
最近リブランドして、CliftenStrengths(クリフトンストレングス)に名称変更したようですが、ここではストレングス・ファインダーで呼んでいきます。
ストレングス・ファインダーとは
詳しくは公式サイトをご覧いただければと思いますが、
177の質問に答えることで、34の資質から自分の先天的な強みを知ることができます。また、その34の資質は4つの領域に分かれます。
34の資質と4つの領域
34の資質が「実行力」「影響力」「人間関係力」「思考力」の4つの領域に分類されているのがわかると思います。
ストレングス・ファインダーの受け方
ちなみに上位5つの強みを知ることと、34の強みの順序をすべて知ることができるのですが、個人的には上位5つで良いかなと思っています。
(お値段的な問題もあり。)
興味のある方は、次のいずれかの方法でストレングスファインダーを受けることができます。(ほかにもあるかもしれません。)
公式サイトでアクセスコードを購入
アクセスコードを購入し、ストレングス・ファインダーを受けることができます。
書籍を購入し、アクセスコードからログイン
個人的にはこちらの方が良いかなと思います。
書籍がついているのに少し安いです。
見ることができる情報はアクセスコードを購入した場合と同じだと思います。
(違ったらごめんなさい。)
本にアクセスコードがついています。
※注意 アクセスコードは一度しか使えないので、中古の本を買っても一度誰かがアクセスしていたら使えません。
スマホのアプリ
アプリもあります。
一度登録してしまえば、いつでもログインして見られるので、便利です。
所要時間
177問あるので30-40分かかった気がします。
少し余裕のある時にやった方がいいと思います。
私は途中で電話がかかってきて、困りました笑
私の「強み」
ちょっと恥ずかしいですが、私の強みを書いておきます。
強い順に以下のようになります。
あまり細かく説明することは著作権の関係も考慮して、公式サイトにも記載されている簡単な説明をしていきます。詳しくはリンクをご参照下さい。
1.最上志向
「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
「最上志向」の才能の持ち主は、多くの場合、他の誰も気付いていないときから人の才能や強みを見抜きます。強みは、それが自分のものであれ他人のものであれ、彼らを魅了します。
「最上志向」の人は、他の人が自分の可能性にわくわくできるようにサポートするのが好きです。周りの人が何を得意とし、どのような仕事に向いているかを見極める能力があります。彼らは人の才能と、完了すべき仕事をどのように結び付けるかを知っています。
平均ではなく卓越していることが彼らの評価基準であり、それを追い求めています。品質を重視することで、自分や他の人の得意分野に焦点を当て、弱点を管理します。
クリフトンストレングスの資質「最上志向®」の紹介より引用
「最上志向」は「影響力」の領域に属しています。
私は仕事をしていて、確かに「最上志向」が働いているな、と感じる場面がよくあります。
「やるからには、より良いものを作りたい!!」という気持ちはいつもありますね。
2番目以降は簡単に説明します。
2.着想
「着想」の資質が高い人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。
クリフトンストレングスの資質「着想®」の紹介より引用
「着想」は「思考力」の領域に属しています。
共通点のない現象に対して、いつも共通点を探していたんですよね。
核とか中心になる部分は共通なんじゃないかって、いつも考えていました。
3.個別化
「個別化」の資質が高い人は、一人ひとりが持つユニークな個性に興味を惹かれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。
クリフトンストレングスの資質「個別化®」の紹介より引用
「個別化」は「人間関係力」の領域に属しています。
私はこの「個別化」の強みが非常に自分にしっくりきていて、とても気に入っています。これを見て、これまでの自分の様々なことが納得いった部分があります。
4.達成欲
「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。
クリフトンストレングスの資質「達成欲®」の紹介より引用
「達成欲」は「実行力」の領域に属しています。
もうこれは確かですね。確かに達成するまでのスタミナはある気がします。
「忙しい」といつも口にしていましたが、自分で望んでいたことなんだなと、これを見て感じました。
5.親密性
「親密性」の資質が高い人は、他の人たちとの緊密な関係を楽しみます。目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。
クリフトンストレングスの資質「親密性®」の紹介より引用
「親密性」は「人間関係力」の領域に属しています。
「達成欲」とも繋がってくる気がしますが、仲間と密に協力して作り上げていくことに、喜びを感じていることは確かだなと思います。
領域別に見ると
「人間関係構築力」が3つ。3個別化、5親密性
「戦略的思考力」が1つ。2着想
「影響力」が1つ。1最上志向
「実行力」が1つ。4達成欲
という具合になります。バランスはバッチリでした笑
「強み」を知って思うこと
ストレングス・ファインダーをするまで、自分の「強み」についてあまり意識をしたことがありませんでした。
実際にやってみると、これまで意識をしていたわけではないけど、
「あぁ確かにそうだな。」と思う部分が多くありました。
これまでの自分の様々なことに納得した部分があります。
強みを活かす
また、先ほども述べましたが、「上位5つの強みがわかればいい。」と思う理由は(金額面以外で)、
「自分の弱い部分を補おうとすることよりも、強みを活かしたほうがいい。」
という考えからでもあります。
(ただし、同じ金額で全てわかるのであれば、弱みを理解して受け入れるとは思いますが)
学校は職場も生徒に対しても、「強み」を活かしていくというよりは、できない部分を補うことに、意識が行きがちな気がしています。
私も元々そう考えていました。
でも、今は少し考え方が変わってきています。
「「強み」を最大限活かす中で、それぞれの良さを引き出して行きたい。」と、
そして、「「個別化」の強みを持つ私なら、それができる。」と。
できないことってストレスですよね。でも「何でできないんだ。」じゃなくて、「まぁ、いいよ。問題ない。」って言ってもらえると、すごく気持ちが楽になりますよね。
このストレングス・ファインダーではなくてもいいと思っているんです。何らかの方法でそれぞれの強みや個性を知り、相互理解することで、仕事の生産性は変わってくると思っています。
このことを軸に研究を行って行きます。
FFS理論
ちなみにこのほかにもFFS理論など、多くの企業が利用している自分の「強み」の因子を知ることのできるものがあります。よかったらこちらもご参照下さい。
私はとりあえず、本を買ってみました。これから読みます。少し読んで見て面白いなと思っています。
まとめ
私の研究の目標は「私が考える最高の学校にマネジメントすること」ではなく、
「たまたま集まった今いる先生たちが、自分の強みを活かして、今以上に充実した仕事ができるようにミドルリーダーとしてファシリテートすること」であり、
結果として、「先生たちも生徒たちも幸せになること」です。
普通の公立高校に偶然集まった様々な先生たちでやりたいんです。
絵空事みたいなことをいっていますが、本気で考えています。
よろしくお願いします笑
書きながら、いつも「思考の整理」をさせてもらっています。
ありがとうございます。
コメント
[…] 先日のブログで強み 【STRENGTHS FINDER(ストレングス・ファインダー】について、書きました。その中で、FFS理論についても少し書きました。 […]