本を読むのが好きです
父親の影響が大きいかもしれません。
父親は図書館の小説などをほとんど全て読んでしまったんじゃないかと思うほどの読書家でした。
「もう読む本がない」とか言っていた気がします笑
休日はずっと本を読んでいる印象が今でも残っています。
中学生の頃
私がいつから読むようになったのか覚えていませんが、
中学生の時に毎週末に友達と自転車で隣町の本屋さんに行って、
一冊ずつ文庫本を読むのが好きでした。
毎週買っていたので、1年で50冊くらいになっていた気がします。
最初に読み始めたのが、このシリーズでした。
新しいのが出るのを、心待ちにしていましたね。
表紙がリニューアルしていました笑笑
その次にハマったのかこれでした。
懐かしいです。
ちなみに本よりも漫画が好きで、漫画もかなり読んでいます。
今は週刊誌を買ってはいませんが、少し前までは30年弱くらい買い続けていました笑(少年か)
読書量・勉強量の減少
しかし、教員として働くようになって、この20年間は、年々読書量が減っています。
書店に行くことは、私の心の安らぎでもあったのですが、その書店に行くという時間すらなくなっていたように思います。
今は時間があるので、読みまくりですが笑
学び続けること
本を読んでインプットすることですら、徐々に減っていってしまいます。
小中高時代は家庭学習の大切さをあれだけ言われるのに、
大人になると誰も「勉強しろ」とは言わなくなり、ほとんど家庭学習しなくなりますよね。
実際には大人になってからの時間の方が長いのに。
そうやって「学ばない大人が量産されているんじゃないか」(自分も含め)
そのことがずっと頭の中に引っかかっていました。
(学び続けている人、ごめんなさい)
自分が教わった経験のみで指導するなんて、非常に危険であってはならないことなのに。時代はどんどん進んでいく中で、これまでの経験と新しいインプットを織り交ぜながら、自分を作っていくことが本当に大切なはず。(当たり前のことなんですが)
今までに読んだ本って、どれだけ内容を記憶していますか
ちょっと話を戻します。今回の本題はここになります。
読んだ本の内容を頭の中にすべて入れていたら、パンクしちゃうかもしれませんが、大切に思う本の内容は頭の中に残しておきたいものです。
自己啓発本や専門書などは、その本の性質上「読んで満足して終わり」では価値がありませんね。その後にどれだけ実践できるかどうかが重要となります。
しかし、研究をするにあたって、今まで自分が影響された本を読み直してみると、
思った以上に内容を覚えていないのです。
人に説明しようと思った時にスムーズに言葉が出てきませんでした。
では、どうして内容が頭に残らないのでしょうか。
また、どうすれば頭に残るのでしょうか。
そもそも1度読んだだけでは、定着するはずがありませんよね。
これはどんなことでも言えると思います。
スラムダンクを読んだだけでは、シュートが入るようになりません。
大事なのは繰り返しの反復練習です。
試行錯誤しながら、今私が実践している方法を書いて行きます。
私が実践していること
要約する
以前にも紹介したThink clearlyですが、私のゼミでは各章の内容を要約して、その中で気になった点について、自分の意見をエビデンスベースで述べて、議論するということを行っています。(もう終わりましたが。)
クリティカルシンキングとして行ってきました。
批判的思考(ひはんてきしこう)またクリティカル・シンキング(英: critical thinking[1])とは、あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法である。
Wikipediaより
全部で52章ありますが、要約する力を養いたいと思い、自分の担当している時以外もすべて要約しました。
大変でしたがやってよかったです。要約しようと思うと、2,3度は読まざるを得ないんですよね。
じゃ2,3度読んで要約したら、すべて頭に入ったかというと、そうではないんですが、それでも1度だけ読んだのとは比べ物にならないくらい何度も考えます。
慣れてくると、書き出さなくても、要点だけおさえて読めるようになってくる気がしました。
この本の48章が
「本当に価値のあるものを見きわめよう」-あらゆるものの90パーセントは無駄である。
という章なのですが、本を読む中でも、「ここは読み飛ばしてもいいな」、という場所が多くあり、そういうところはざっと読んで、大事だと思うポイントに重点を置いて、読むようになりました。
線を引き、書き込みをする(付箋を貼る)
以前はその本を人にあげたり、売ったりするかも。などと思って、綺麗なまま残していたのですが、今はもう遠慮なく、線を引いて、書き込みして、付箋を貼っています笑
何で今までそうしてこなかったのか。と今は思います。
人に説明する
今まさにこのブログがそうですが、自分が理解していないと、人に説明できません。
前々回のブログにも書きましたが、人に説明できた時の記憶への定着は90%です。
常に「人に説明する」という視点を持って、読むということは大事だなと思います。
「白紙に再現」できなければ知らないのと同じ
これは実際に私がやっていることではないのですが、
元偏差値35の東大生が教える「残念な勉強法」
「なぜか身につかない」を改善する3つのコツ
に「白紙に再現」できなければ知らないのと同じという話が出てきます。
本当にそうだなと思います。
詳しくはリンクをご参照下さい。
ここには勉強の真実が詰まっています。
東大生の西岡 壱誠さんのコラムいつも参考にしています。おすすめです。
まとめ
エンターテイメントとして本を読むのであれば、あまり考え過ぎず、楽しめばいいと思います。むしろあまり色々考え過ぎないようがいいですね。
ただ、これからも頭に残しておきたいのであれば、要点とそうでない部分をうまく読み分けながら、書き込みしつつ、要約して、読んでいくと良いと思います。
そして、読んだ本の内容を、誰かに話そう!(または白紙に再現しよう。)
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