4 他者貢献

「ゼミ」と「チーム」

教職大学院での研究テーマについての発表がありました。
先週は所属する「ゼミ」で。(ゼミのメンバー大好きです。)
それをブラッシュアップして、
今週は所属する「チーム」での発表でした。
(チームのメンバーはまた違う味を出してて、めちゃ面白いです。)
この2週間は、発表のことでずっと頭の中がグルグルしていました。

うちの大学院では、ゼミとチームが別々に設定されていて、
違う視点から高め合っていくことになっています。
ゼミは研究の方向性が同じ人たちで構成され(私の場合は教育課題研究プログラム)、
チームは他の専門(授業力高度化プログラム、特別支援教育高度化プログラム)の人たちとランダム?に構成されたグループになります。
(ここらへんの詳しい話はまた後日します。)

私の研究テーマについても、もう少し定まってきたところで話をしたいと思いますが、
今日のキーワード
「自立(自律)」「文化」「強み」
でした。

他者貢献

嫌われる勇気

ここからが本題です。
今日のチーム演習の中で、
「仕事をしていて、どんなときに幸せを感じますか。」
という問いかけをしました。
とある現職の教員である院生から
「今やっていることが、誰かのためになっていると感じる時かな。」
という、もうど真ん中の回答が帰ってきました。

他者貢献とは、目に見える貢献でなくともかまわない。
「私は誰かの役に立っている」という主観的な感覚、
すなわち「貢献感」を持っていれば、それでいい。
「幸福とは、貢献感である」

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 著:岸見一郎 古賀史健

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]

とあります。
大ベストセラーですので、もうすでに多くの人は読まれていると思います。
続編の「幸せになる勇気」も含め、教育関係の人にとっては、当てはまる部分が多いですね。

私は2年ほど前に買って読み始めたものの、その時はあまりしっくりこなくて最後まで読まずに、2年間放置していました苦笑
しかし、また読むきっかけがあり、今はものすごく感じる部分があります。
本を読むのってタイミングが大事ですね。

私にとっての料理

このコロナのstay home 期間中、大学院はほぼオンラインだったので、ずっと家にいて、妻は仕事に行っていたので、家で勉強しながら子供たちのご飯を作っていました。
これまで結婚して十数年、料理することだけは避けてきたのですが、毎日作り始めるとめちゃくちゃ楽しくて、この2ヶ月でかなり上達しました。
とっても幸せでした。美味しいし。

6月に入り、子どもたちが学校に行き始めました。
大学院はオンラインなので、昼間家に一人です。
するとどうでしょう。
お昼ご飯は見事にいい加減になりました笑
なんなら食べなくてもいいくらい。
この変化には自分でも笑ってしまいました。

そう私は、「料理が好き」なのではなく、
「家族のために料理をすること」に幸せを感じていたのです。
「あぁ、これが他者貢献か。」と悟りました。(違ったらごめんなさい。)

まとめ

なので、今日の
「今やっていることが、誰かのためになっていると感じる時かな。」
という院生の言葉に重みを感じたのでした。

ちなみに見返りを求めると、この幸福感は一気になくなります。
(私がご飯を作っているのに、なんであなたたちは◯◯なんだ。みたいなやつ)
私の気持ちがどうであるかが大事であって、相手がどう思うかは相手が決めることです。
人(例えば夫とか妻とか)にいつもイライラしちゃう人は、
ぜひ「嫌われる勇気」を読んでみてください。
アドラーの教えを受け入れられるかはあなた次第ですが。

私はこれまでの経験から、見返りを求めることなく全力で(狂ったように)「他者貢献」をしていると、「人の心は動く」と思っています。
(人の心を動かすためにやっているわけではありません。)
これからもそんな仕事ができるといいなと思っています。

おまけ

たまねぎ、にんじん、じゃがいも、キノコ類、ブロックのベーコンを刻んで、水とコンソメ(固形)を入れて、圧力鍋でコンソメスープ作って、カレーパウダー入れると美味しいよ。
玉ねぎはバターで炒めてから、他の具材入れてね。誰でもできるよ〜。
(ちょっと料理したからって偉そうですみません。)

ではまた。

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コメント

  1. […] 少し前にゼミで自分の研究について、発表しました。その中でも様々な気づきがあり、いくつか修正してチーム演習に臨みました。何日か前のブログでも書きましたが、うちの大学院では、ゼミとチームが別々に設定されていて、違う視点から研究をブラッシュアップしていきます。ゼミは研究の方向性が同じ人たちで構成され(私の場合は教育課題研究プログラム)、チームは他の専門の人たち(授業力高度化プログラム、特別支援教育高度化プログラム)とランダム?に構成されたグループになります。 […]

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