子どもたちの小学校は、例年より遅れて8月1日から夏休みに入りました。
夏休みの宿題が出ています。
中学生の長女と、小学生の次女は問題ないんですが、小2の長男はいろいろ心配です。
長男「今年はね、毎日少しずつ宿題やるんだ。」
って言っていたのに、
始まって2日で「夏休み帳、終わった!」って言ってきました。
毎日って意味わかってますかね、彼。
「じゃ、チャレンジ(進研ゼミ)もやっちゃいな。」って言ったら、
「8月号はもう終わったから」
とのこと。すばらしいですね。
ここまではいいんです。
ここからが問題です。
日記は、まぁ書けます。
大豆の観察日記も、もう花が咲いた日がいつだったか忘れてしまったみたいですが、どうにかなるでしょう。
最大の問題は、自由研究です。
そう、自由研究。我々に立ちはだかる強大な敵。
自由研究
うちの小学校は自由研究でも工作でもどちらでもいいようなのですが、
毎年これに頭を悩ませています。親が。苦笑
ちなみに昨年は、
自由研究ではなく工作を行いました。(若干逃げ)
次女(昨年小5)は「ポーチ」、長男(昨年小1)は「本棚」を作りました。
次女は勝手におばあちゃんちでミシンで縫っていましたが、長男は始業式の前日にお父さんと一生懸命作りました。
長男に関しては、やっつけ仕事ですね。はい。
ちなみに今年も工作になりそうです…
自由研究という言葉は一切出てきません苦笑
それでも、今年も気が重いです。(長男)
次女は作るものを決めているそうです。もう材料を買いに行っていました。さすが。
もし、自由研究を行うとしたら、どうしたら良いのでしょうか。
工作でも、どう工夫するのかに頭を悩ませるのに、自由研究となると、アイデアが思い浮かびません。
次女が、昨年学校に自由研究で金賞をとった子がいたと言っていたので、どんな内容だったのか聞いたら、「部屋の温度の違いについての研究」だったとのこと。
確かに身近な疑問を考えるすばらしい課題設定。
でもなかなかこうはいきません。
高校の「探究」の課題設定にも通じる、この課題の設定の難しさ。
私の自由研究
ちなみに私は、小学校5、6年の時は、祖母の家(離島)に行き、そこの動物や生物について、研究しました。このように書くと立派な気がしてしまいますが、完全に保護者(母)主導です。
中学校の時に、「刃に目盛りをつけたハサミ」を作った記憶があります。
作り終わった後に、切りながら紙がずれてしまうので、正確に測りながら切ることができないことに気がつきましたが…
大人になってから、それとほぼ同じ商品が文房具屋で売っているのを見かけましたが、ちゃんと測りながら切れるのでしょうか。
自由研究を行う意義
そもそも、自由研究を行う意義ってなんでしょう。
私が考える自由研究の意義は、
・興味あることを、時間をかけて研究できること。
・研究のやり方を学ぶこと。
・保護者と共に行うこと。
です。
すみません。これくらいしか思い浮かびません。
3つ目に関しては十分に達成できます。というかほとんどこれ。
この点は満足しています。
子どもと作業する時間はとても有意義な時間です。
(うちは工作なので、一緒に木を切ったりしています。)
問題は1つ目と2つ目です。
自分が小学生だった時もそうですが、普段から課題意識を持って生活していないので、なかなかテーマを設定できないんですよね。
だから、テーマを決められないまま、ただただ時間だけが過ぎていく。
そもそも、夏休みをかけて研究しようと思ったら、夏休み前にはテーマを決めなければいけないですね。(もう無理じゃん)
また、2つ目の「研究のやり方」がわからないんです。
そこで、「自由研究 目的」でgoogle検索してみました。
こんなサイトがヒットしました。
子育てママの情報 自由研究!研究の目的と動機の違いは?書き方・まとめ方のコツを教えます!
1,自由研究の題・テーマ
子育てママの情報 自由研究!研究の目的と動機の違いは?書き方・まとめ方のコツを教えます!より引用
2,自由研究の動機(なぜその研究をしたいと思ったのか)
3,自由研究の目的(何が知りたいのか)
4,自由研究の予測(研究結果を予測する)
5,自由研究の方法(使った道具や材料とどのような方法で研究・実験をしたのか)
※研究方法や実験方法はデジカメなどで撮影しておくとレポートを読む人に伝わりやすい
6,自由研究の結果(成功だけが目的ではないので予想と別の結果が出ても、真実を書きます)
※実験結果を図にしたり、グラフにすると見やすくなる。またデジカメで撮影しても見やすい
7,自由研究の考察(研究を通して「わかったこと」や「発見したこと」を書く。予想とは違う結果が出た時の感想なども混ぜるとおもしろい)
8,自由研究の感想・反省(「もっとこうしておけば良かった」など後悔している事などがあれば反省点として書く。また「違う結果が出るためにはどうすれば良かったのだろうか」など次に繋げるよなまとめにすると良い)
9,参考文献の記載(参考にした本の「題名・著者名・出版社名」を書く)
上記の順番にレポートをまとめていきます。
す、すごい。
も、もはや我々の研究論文と変わりませんネ…
これが小学生でできたら最高ですが、なかなかハードルが高い。
基本的に学校での指導はないと思うので、保護者がこれを一から教えるのはちょっと難しいですね。
小学生の親をかれこれ8年くらいやっていますが、これを読んで衝撃を受けています。
逆に言えば、小学校の時にこういうことができれば、課題意識を持って、中高大と進んでいけるということかもしれません。(簡単じゃないけど。)
このブログを読んでいる小学校の先生も多いと思うので、良かったらどうやって、自由研究をやったらいいかアドバイスをください。(切実な思い)
他にも参考にしたサイトを載せておきます。
自由研究のヒントがあるかもしれません。
まとめ
子どもにとっても、親にとってハードルの高い、自由研究。
めちゃくちゃ面倒だけど、目的を持って取り組めば、その後の子どもの成長に大きな影響を与える可能性はかなりあります。
「やらなきゃなんないからやる」ではなく、やってみてはどうでしょうか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
娘がヒロアカを貸してくれるので、没頭しています笑
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