昨日の数学ⅠAに引き続き今回は数学ⅡBをやってみました。
全体的な感想としては、ⅠAより、文章読まなくていいし、誘導に従って解けばいいだけだから、簡単かなーという印象でした。(あくまでも個人の感想です。)
受験対策をしていると、勉強しきれずに数学ⅡBを諦めてしまう受験生は多いのですが、ⅡBの方が出題される問題がある程度限られているので、やりやすいかなと思っています。
それでは、拙い解説をしていきます。あまり専門的なことは書いてありません。あしからず。
数学ⅡB
分析
問題
https://nyushi.sankei.com/kyotsutest/21/2/exam/2560.pdf
正解
https://nyushi.sankei.com/kyotsutest/21/2/answer/2560.pdf
大問1 30点
三角関数
三角関数の合成の問題でした。それも久々にcos(コサイン)の合成が出ました。
誘導に従って解けば問題ないですが、いつか出るだろうと対策していた人は素早くできたかもしれません。合成が加法定理から生まれたものだという理解がないと、解けないですね。ただ覚えているだけだと。
指数関数・対数関数
さほど難しくはなかったかなと思います。指数関数で、相加平均・相乗平均はよく出ますね。
数学Ⅲの微積をやっている人は、見慣れた式だったようにも思います。あとは偶関数と奇関数??
三角関数の問題とも絡めてきていましたね。
考えるのは最後の問題くらいでしょうか。
大問2 30点
微分積分
今回はめちゃ簡単だった気がします。微積は30点もあるので、難しいと平均点がかなり下がります。特に難しいところもなく、最後まで辿り着けましたね。強いていうなら、最後の方のh(x)=f(x)-g(x)のグラフの形を聞かれた問題くらい??でもこれがわからないということは、普段問題を解いているときにも、グラフの形を推測できていないということになりますかね。
微積が簡単だとほっとしますね!!
大問3
確率分布と統計的な推測
すみません。今回はやっていません。
大問4
数列
一見難しそうですが、特に難しい計算もないし、誘導に従っていけば、正直ちょっと意味のわからないところがあったとしても、できてしまいます。
⑤がすべてのnで成り立つことおよびp≠0により…
とか…(この辺りは、誘導されるからできるけど、自分で一から解こうと思ったら、難しい。)
あとは、最後まで特に難しいところもなくできてしまいました。
大問5
ベクトル
正十二面体だ!!難しいのかな???
って、思いましたが、やってみると、こちらも誘導に従っていけば、割と楽々解けたのではないかと思います。
最後の「正方形である」を選択する前に「正方形である」ことを使って、その前の問いを解いてしまったのですがOKですかね??
まとめ
時間配分をきちんと守って、大問1で時間をとられなければ、かなり高得点を望めたのではないでしょうか。時間配分大事ですね!!
すごく当たり前のことですが、毎年終わった直後に問題をしっかり解くことは、教える側にとっても大事なことですね。(案外…なんじゃないかと思っています。)
毎年少しずつ傾向は変わってきています。そして今回からは共通テストということで、分岐点にはなっています。(数学ⅡBはさほど変化はありませんでしたが。)
内容的にはこれまでのセンター試験とさほど変わらなかったようにも思います。
ただ、計算量が減って、文章量は増えたようには思います。
前回も述べましたが、問題の中にメッセージ性を感じました。
「こんな見方・考え方もあるよ。」と。(私が知識不足なのかもしれませんが)
というわけで、2回にわたって、「共通テストをやってみた」をお送りしました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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