未来の学校と期待される教師像
今日は前期のまとめとなる「未来の学校と期待される教師像」の中間発表会でした。
M1は7分の授業動画での発表とラウンドテーブル(討議)。
M2は20分程度の発表と、討議でした。
センター長の全体講義も非常に良かったです。
1週間前までに、動画は提出していたので、多少気は楽でしたが、やはり緊張しました。
とりあえず、終わってほっとしています。
学校を離れて思うこと
基本的な授業がほぼすべてオンラインで行われたため、ゼミやチーム演習などの関係する院生以外とは、直接顔を合わす機会がないままの前期でした。
それでもゼミやチーム演習でお世話になっている院生とは、研究授業などで、会うことができたことは、よかったと思っています。
まだ、落ち着いて話せていない院生とは、これからもっと会話をしていきたいです。
この4ヶ月間を振り返って一番良かったことは、外から落ち着いて学校を見ることができたことです。
忙しく毎日を過ごし、土日含め最大で月160時間、少なくとも100時間程度は時間外労働をしていた十数年間を思うと、この数ヶ月は有意義な時間でした。
コロナの影響もあったので、4、5月は普通に勤務されている先生方と大して変わらなかったとは思いますが、かなり自分のペースで生活することができました。
外から学校の取り巻く環境を見た時に、時代から取り残されている部分、勤務形態などの明らかにおかしい部分など、見えてくることは多くありました。
働き方の面からも、今の気づきをどのようにこの先で活かしていけるかということを、これから考えていきたいと思っています。
今の研究テーマは
「放っておいても勝手に成長する学校組織の文化をどのように構築するか
〜ミドルリーダーとして教員一人ひとりの強みを活かしたチームビルディング〜」
と設定していますが、正直、
「勤務時間内に業務を終えられる学校組織をどのように構築するか
〜ミドルリーダー としてのタイムマネジメントを活かしたチームビルディング〜」
に切り替えても良いくらいです。(真面目に悩んでます。)
引き算
今の学校は、足し算です。
新しいことが次々と加算されています。
でも、それって限界がきます。時間は有限です。
もう何年も前に同僚の先輩の先生に言われたことがあります。
「一つ足すなら、一つ引かないと。」と。
正直当時は、ただサボりたいからそう言っているんじゃないかと思っていたんですが、今となって思うと、本当にそうだなと思います。(すみませんでした)
「どれだけ引き算できるか」ということが、重要になってきています。
もう飽和状態なんです。
夏休みからは、少しずつ学校に行きつつ(行かなくても良いことになってはいますが)、来年度に向けて、引き算活動をしていきたいと思います。
それをしないと、新しいものは入れられないし、研究の協力も求められません。
ICT関係もうまく使えば引き算になると思うんです。
この点も、積極的に進めていきたいと思います。
仲間ができました
私は理学部出身で、おそらく院生の中でも最年長です。
(ずっと若手だった私がそんなことを言うようになるとは)
大体の院生は教育学部卒なので、先生方との繋がりもあったと思いますが、私にはありません。
誰とでも分け隔てなく仲良くできるスキルを持ち合わせていない私にとって、うまくやれるかどうか、本当に心配でした。
しかし、前期が終わってみて、多くの信頼できる現職の院生や、ストマスの院生に出会うことができました。これは本当に大きなことです。
皆さんに刺激され、同じような志を持った仲間に出会えたことに心から感謝します。
様々な場面で話をするたびに面白くて、いつも勉強になります。
正直、知らないことだらけで、いつもストマスの院生が教えてくれます。
こういった出会いが、本当に財産で、苦労してここにたどり着けて本当に良かったと思っています。
少しでも自分の何かを、皆さんに残せたら良いなと思っています。
いつも「こんなを慕ってくれてありがとう」みたいなセリフばかりを吐いてしまうので、そういう自分は改善していきたい今日のこの頃です笑
プライドは捨ててきたので、お願いします
私が発表する時には
「プライドは捨ててきたので、思うことは遠慮なく言ってもらって構いませんので、お願いします」
と言うことにしています。
しかし、今日のラウンドテーブル(討議)の最初に言うのを忘れてしまいました。
一番最初の発表者だったので、バタバタしながら始めてしまいました。
私に対して、思うことはどんどん言ってください。
人のことはよくわかります。
でも自分のことは客観視できないのでわかりません。
自分の今の位置がわかりません。
だから、私の研究に対して、思うことはどんどん突っ込んでもらって構いません。お願いします。覚悟は決めてきました。
修了するまでに、やりたいことはたくさんあります。
悔いは残したくないです。
時には落ち込むこともあるかもしれませんが、へこたれないんで大丈夫です。
よろしくお願いします。
まとめ
楽しかったな。
前期、楽しかった。
コロナ禍で、思うようにできなかったことは確かです。
でも、私のとっては良い時間でした。
教職大学院とオンライン授業は相性がいいです。
現職の院生は忙しいので。
今回M1の発表は動画でしたが、動画を編集することまで含めて、教員に必要なスキルなので、良かったと思っています。
無駄な時間もたくさんありました。
でも、それも含めて有意義でした。
改めて、余裕のある時間がないと、勉強することはできないと感じました。
これを読んでくれた現職の先生、教職大学院お勧めですよ。
魅力的な先生方と、院生に出会えて幸せです。
この人たちと学校を作ったらめちゃくちゃ面白いです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日は、夕方の意見交換会(オンライン)の時から、自主的に飲み始めてしまったので、もうヘロヘロです。すみません笑
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