55 対話:共通言語を持つ

部活動

700PV

ブログが700PVを超えました。
少しずつ、増えてきて嬉しいです。
それにともなって、責任も増してきています。
これからも良いブログを発信していけるようにしていきます。

公園で

夕方、息子と公園にサッカーをしに行きました。
サッカー用のランニンングシューズを履いて笑
息子はサッカーチームに入っているわけではないので、学校で遊びでやっている程度ですが、思っているよりうまくなっていて、一緒にボールを蹴っていて楽しかったです。
一緒にやっている中でもどんどんうまくなっていって、とっても良い時間でした。

レジ打ちの子

もう一つ。
その後、エコバックを持って行きつけのスーパーに行きました。
買った量が多かったので、
「全部入らなそうだったら、袋(有料)をください。」
と言ったのですが、
入るところまで入れさせてもらっても良いですか?
と言われました。(私なら入れられます。という顔で笑)
そして結局上手に全部入れてくれました。
こういうチャレンジ精神好きですわ笑
ありがとう。

共通言語を持つ

競歩ブロックの練習

さて、今日は午前中学校で競歩ブロック(2名)の練習を行いました。
チームは少し離れた競技場に練習に行くことになっていましたが、私の時間の都合もあり学校に残ってもらいました。

本来はポイント練習の予定でしたが、大会が終わり次のシーズンを見据えたときに、ここで一度ドリルなどの動きを見直そうということになりました。

結局、ドリルは1つか2つしかやりませんでした。

これは私のやり方なのかもしれませんが、まず今自分たちにとって必要なことは何か聞きました。
すなわち「必要感」です。
そうしたら、二人からある一つの動きについて話がありました。
それに関するドリル(基礎練習)を時間をかけて行いました。

私の場合、最初から、こちら(コーチ)から練習を提示するのではなく、選手の必要感に合わせて、練習を組み立てていきます。

そこから派生して指導していくうちに
じゃ、そもそも『「歩く」ってなんだろう。』というもっとも根本的な話までに至りました。
(歩くってどういう動作だか、わかりやすく説明できますか?)

最後は、明日以降しっかり歩ける状態まで、持っていきましたが、
答えをこちらで提示せず、意地悪かもしれないけど、選手からの言葉を引き出しながら、何度も何度も対話しました。

勘所の良い選手なら、すぐに言葉が出てくるのかもしれませんが、今日は時間がかかりました。
でも、今日ここでかかった時間は決して無駄な時間だとは思いません。

共通言語

例えば、「足を前に出したときに」といったときの「足」ってどこですか?

私は体の中心に近い部分の足の付け根みたいな場所のイメージです。
そこが動いて、膝、末端が連動してきます。

しかし選手に「足」と言うと、足先だけ前にいってしまったりします。

そうすると、重心が後ろにあるので、全然良い動きになりません。

ここで何が言いたいかと言うと、コーチと選手に共通言語があるかどうか、と言うことです。

「足」といったときにどの部分を指しているのか。
「真下」といったとき、どこが真下なのか。
「体幹」ってどこなのか。
「腕を振る」の腕ってどこか。
など、です。

日々の活動の中で共通言語を作っていけることは、非常に重要だと考えています。
そもそも、運動の動作を言語化するのは、非常に困難です。
「動作=言語」
ではないので。
でも、それを何度も何度も、対話して、投げかけていきます。
これができてくると、「グッと力を入れて」とか「ギュッと」とか、感覚的な会話がでも通じるようになってきます。

再現性」のブログでも触れましたが、
一度できたことが、何度もできるようになるかどうかは、本当に大事で、「再現」できれば本物なんです。
だから、意地悪でもなんでも、何度も何度も選手に言葉で説明できるようになるまで、聞きます。

※再現性のブログは結構大事にしている内容なので、良ければ是非読んでみてください。

生きていく上でのすべてに通じる

私が「これは◯◯だから」と言えば選手は分かったようにうなずきますが、
今回のように、自分の言葉で説明してもらうと、できません。

これは、陸上の指導に限ったことではなく、授業においても同じです。

だから、自分の考えや、学んだことを、子どもたちが自分の言葉で言語化できるように、指導していくことは本当に大事だと思うんです。

これは多人数を指導したり、授業していると難しいことは確かです。
勘の良い子どもは、伸びていきますが、そうでない多くの子どもは置き去りになってしまいます。

ま、そこが成長の分かれ目なんですが、私はそこに取り残された子たちをどうにかすることが好きなので、
子たちが「自分のことを言葉で表現し、人と共有できるようにする」という活動を、これからも行っていきます。

結局これは、陸上に限らず、生きていく上でのすべてに通じますね。

対話することの収穫

終わった後に、LINEで選手と話をしていると、「一緒に練習したチームメイトのことも改めて深く分かってよかった。」と言っていました。
本当そうだなと思います。

今はなかなか我々も生徒の深いところまで、入っていくことが難しい時代です。それはひょっとしたら生徒同士でも同じかもしれません。
でも、お互いに深く対話していくと、よりお互いの良さを知れて、良いなと思うんですよね。

まとめ

練習の最後に、
自分の弱い部分を補うことも大事だけど、自分の強みをより強くしていくことを大事にしてみたら、というような話になりました。
また、「自分の強みって何?」って聞いてみました。

こういう問いって面白いですね。
なんて答えたかは、内緒ですが、良いきっかけになったことは確かです。
日本人は自分の弱い部分はいくつも浮かんでくるのに、強みはなかなかすぐに言葉にならないんですよね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
明日は、前期のまとめの発表です。がんばります!!

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