113 私とセンター試験(文系編)

私の話

今日から共通テストが始まりました。
今は学校を離れているので、実感が全然ないのですが、がんばってきた子たちにとって、少しでも良い結果になることを心から祈っています。

今年度からは「大学入試共通テスト」となりましたが、昨年度までは「大学入試センター試験」でした。その前は「大学共通第1次学力試験」。どの試験を受けてきたかで、世代が分かりますね。

高校3年間、全然勉強していなくて、それなのに高3の11月の高校駅伝まで部活を続けていた私。
それはそれは勉強が間に合っていませんでした。

そのときなりには、一生懸命やっていましたが、今となって見れば、あまちゃんもいいところです。大変恥ずかしいです。

そんな私のセンター試験を振り返ってみます。

今回は文系編です。

英語

当時は、リスニングはありませんでした。

英語は中学校のときは、塾に行っていたこともあり得意でしたが、高校に入り、自分で勉強するようになったら、まったくできなくなりました。中学の成績は完全に塾の力。自分でどう勉強すれば良いか、わかっていませんでした。授業の予習や復習もまったくしなかったため、3年間成績は非常に厳しい状況でした。

高3になり予備校に行き始めました。
学年のほぼ全員が通っているので、通わないという選択肢が存在しませんでした。

いい加減な気持ちで通っていたら、ある日単語テストの後に、予備校の先生から名指しで批判されました。
本当にダメなやつです。まったく自覚が足りていませんでした。何しに通っていたんですかね。

しかし、そこで目が覚めて、単語やイディオムとかの小テストの勉強を一生懸命やりました。

そうしたら、ある程度の点数はすぐにとれるようになりました。
しかし、そこから、全然伸びなかったですね。なぜなら1、2年の間、まったく勉強していなかったので、長文が読めない。
仕方ないので、問題文を読んでから、長文を読んでいましたね…

しかし、本番は問題が簡単だったため、運よく過去最高点でした。(当然平均点も高かった)

かなり嬉しい気持ちだったんですが、その次の日だったか、一緒に帰っている仲間たちが
「いやー英語、2問だけ間違えたわ笑。」
「あ、俺も」
みたいな会話をしていて、そこにいる仲間は皆190点とかで、とても自分の点数を口にできなくなりました…
(当時のセンターの英語は200点満点。共通テストはリーティング100点、リスニング100点)

英語の勉強で良かったのは、「1冊の文法の問題集」を何周もやり直したことですね。
この1冊は確実にやりきろうと思って、4回くらいやりました。
最初は2ヶ月かかったものも、次は1ヶ月になり、その次は2週間、最後は1週間で復習できました。
この勉強法は、自分にとってはとても大事なものになりました。

国語

現代文

現代文がずっと苦手で、高校の成績も非常に低かったんです。
本は好きで中学校のときから、週に1冊くらいは読んでいたのですが、試験になると全然できませんでした。
マークの模試などもずっとダメだったのですが、センター直前の1月に予備校の集中講義を受けてから変わりました。

そのアドバイスは、
あなたの考えを聞いているわけではない。誰しもが選ぶ選択肢を選べばいい。」
みたいなものでした。

今は、誰でもするようなアドバイスですが、その時の私にとっては、衝撃でした。
いつも斜に構えていた私は、「私だったらこれだな」みたいな、へそ曲がりな解答をしていました。それでは点数をとれるはずがありません。

そのアドバイスのあとは安定して点数がとれるようになり、本番は過去最高点。
正直、一番得意なはずの数学より良かったです苦笑

古典

古文は勉強が間に合わず、その50点のために膨大な時間をかけるなら、他の勉強をしようと思い、割り切りました。(つまりほぼノー勉)

それでも古文は、模試などで毎度40点くらいとれていたので、本番もいけるだろうという根拠のない自信がありました。

結果、本番は全然とれず。確か30点もいかなかったですね。
勉強してもいないのに、点数をとろうなんて甘いですね。

漢文も同様で、ほぼノー勉でした。ただし、漢文はもともと得意ではなかったので、予定通りそれなりな点数でした。

せっかくの現代文の高得点を古典でプラマイ0にしてしまう結果でした。

地理

とにかく苦手だったのが、地理。
周りの仲間は簡単だというのですが、私はまったくできません。

正直、模試などでは50点を超えたことすらありませんでした。(なんででしょう??)
さすがに、それはまずいので、直前はかなり勉強した記憶があります。
しかし、時間がなくて、一からやり直すことができず、対策問題集ばかり解いていたため、大きくは伸びませんでした。

本番も一番緊張したのが、地理でした。

「1日目を終わって自己採点をするな。」
とは言われていましたが、朝イチで地理だけ自己採点して、2日目の試験に臨んだことを覚えています。
その得点は

54点!!

低っっ!!!

で、でもですよ、私にとっては過去最高点だったんですよ。(初めて50点越えた)
だから、すごく嬉しい気持ちで、2日目を臨ことができました。

ただ、これも終わった後に、仲間と話をしたら、皆80点とかだったので、54点は心の中にしまっておきました…

文系まとめ

英語、国語は目標には届かなかったけど、模試よりは良かったという感じですね。
ちょうど当時の教育課程が変わった年だったので、試験が簡単だったことにも助けられました。

地理めちゃくちゃ足を引っ張っていますが、過去最高点だったので、受け入れました。

このブログを読んでいる高校生はほとんどいないとは思いますが、
読んでいたとしたら、真似しないでくださいね。
どう考えても、高校時代の私の勉強は本当に外面だけで、中身がありませんでした。

その後の人生まで長い目で見た時に、
「何点とるか」ということより、
本番に向けて「どう自分と向き合って取り組むか」
の方がよっぽどが大事です。
当時の私はそれがわかっていませんでしたね。
勉強しないくせに、点数しか見てなかった。

目標に対して自分と向き合って戦えたやつは、大人になっても強いですよ。
何点か、じゃないです。(できるやつは対して勉強しなくてもできるし。)
私は受験を通してのその経験が弱いので、大人になって苦労しました。(今もしてるかも)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
明日は理系編です。

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