114 私とセンター試験(理系編)

私の話

年末から少しランニングをしています。
何だか調子が良くなってきて、今日は久々にワインを飲みたくなって、飲んだらクタクタです笑

昨日から共通テストが始まりました。
1日目はどうだったでしょうか。

高校3年間、全然勉強していなくて、それなのに高3の11月の高校駅伝まで部活を続けていた私。
それはそれは勉強が間に合っていませんでした。

そんな私のセンター試験を振り返ってみます。2日目です。
今日は理系編。
理系なだけに、話が細かいです。

理科

私の頃は理系の理科は必ずしも2科目を義務付けられている時代ではありませんでした。
理科の先生からは「あの時代に理科がダメになった。」と言われましたが、物理と化学をとっていたものの、勉強が間に合わず、やむを得ず物理だけにしぼりました。
化学の時間はずっと数学の勉強をしていたので、化学の先生には本当に申し訳ない気持ちです。

なので、今でも化学の知識がまったくないので、本当に残念です。

しかし、その物理も学校のテストは散々でした…

前回のブログでも触れた通り、全然勉強が間に合っていない私は、11月くらいに行われた河合塾の最後の記述模試の物理が6点でした…いや8点だったかな…
わかっていたこととはいえ、もう衝撃的でしたね。

高3の11月の高校駅伝を終えて、受験にシフトした私。
もう本当に何もできず、60分間、冷や汗を垂らしながら過ごしました。
何もできないで試験を受けたのは、後にも先にもあの時だけです。
(化学を捨てたのに、物理も6点って…)

のちに東大に進学した同級生が勧めてくれた参考書をやろうと思ったんですが、何が書いているかさっぱりわからない!!
やむを得ず、学校の授業の傍用問題集からはじめました。
物理の「リードα」みたいなやつだったと思います。
しかも、その問題集の一番簡単な問題から始めました。

すると、あれだけ授業で難解だと思っていた物理が、
「あれ??結構簡単じゃない???」
と思えてきました。
要は自分で勉強していなかったんですね。

11月に6点だった男が、センター試験の時には9割はとれるだろうと思って臨みました。
自信過剰…

結果はひっかけに引っかかり8割弱となり、これまた周りの仲間に、
「物理簡単だったよなー」みたいな言葉に何も言えませんでした。
しかし、6点からの大きなジャンプアップとなりました!

ちなみにその後の私大、国公立の2時試験、も物理で受けました。
東大に進学した子から教わった問題集も、基礎ができてからやってみると素晴らしい教材だとわかり、センター後に何度もやり直しました!

数学

そして最後に数学です。
数学の勉強方法がわかってきたのは、3年の夏休みの本当に終わりの頃でした。

細野真宏さんの「数学が本当によくわかる本」というシリーズをやり始めたことがきっかけでした。
この本も前のブログで触れた英語の本も、当日付き合っていた子に勧めてもらったもので、今となっては本当に感謝しています。

今、この本で勉強している受験生はいないかもしれませんが、受験どうこうは関係なしに、この本は本当に面白くて、何度もやり直しました。(あ、この本は数学Ⅲの内容なので、センター用ではありません。)
ほぼ、全シリーズやりました。

当時と今の教育課程はかなり違っていて、

数学ⅠAの選択問題は、
当時 「数列」と「平面図形」と「コンピュータ」から1つ
現在 「平面図形」「整数」「場合の数と確率」2つ
です。

ちなみに当時の教育課程では「場合の数と確率」は必修でした。
逆に「平面図形」は選択だったため、高校の授業で扱われず、教員になってからめちゃ勉強しましたね。

数学ⅡBの選択問題は、
当時 「ベクトル」「複素数平面」「確率分布」だったので、もれなく「ベクトル」「複素数平面」を選択。
現在 「数列」「ベクトル」「確率分布と統計」ですね。
すなわち、当時数学ⅠAだった「数列」は、現在数学ⅡBになっています。
当時数学ⅡBだった「複素数平面」は今は数学Ⅲです。(一時期は教育課程から消滅していました。)

数学は、思考力っていうより、処理速度の速さが問われるんです。
限られた時間の中で、どれだけ問題を解けるか。

ちなみに、最近の試験は数学の力より、読解力が求められていますね。
今回の共通テストの数学ⅠAでも「陸上100mのピッチとストライド」の問題が出ましたね!
(ちなみに練習なのに10秒3台となる計算。速すぎ。)

話はそれましたが、で、試験はどうだったか。(前置きが長くてすみません。)

数学ⅠA

私、計算が得意じゃないんですが、それでもどうにかできたんです。
最後、数列の和の計算をしていて、あとちょっとだったんです。
計算が終わったのに、チャイムがなってしまい、マークできずに鉛筆を置きました。
結論から言えば、2、3問しか間違えなかったのですが、最後にマークしなかった問題が高配点であったため、目標点の9割に届きませんでした。

数学ⅡB

ⅡBに関しての記憶があまりないのですが、上記の通り選択が「ベクトル」「複素数平面」という激ムズの教育課程の世代でした。

それでも、「ベクトル」も「複素数平面」も細野さんのテキストに助けられ、かなり得意でした。

ただ、ⅠAと同様に少しのミスがあり、目標の9割に少し届きませんでした。

理系まとめ

慢心はなかったですが、見積もりが甘かったのかもしれません。
数学、理科ともに9割はいくつもりでしたが、叶いませんでした。

他の教科はともかく、数学はこだわりを持っていたので、残念ではありました。

センター試験まとめ

というわけで、現役ならではの勢いで受けたセンター試験でした。
今考えても、本当にまだまだ十分に勉強できていない中での受験だったと思っています。

当初、理科と数学は9割を達成して、前期はセンター試験の結果のみで、出願できる国立大学を考えていました。(逃げ切りたかった)
しかし、現実は甘くなく、この結果で、合格圏内に届かず、志望校を変更しました。
志望していた大学は、傾斜配点で、数学と理科の配点が2倍の大学でした。

志望校は、高校の教員になろうと思っていたので、国立の理学部数学科を考えていました。
国公立の理学部は募集人数が少なく、なかなか入りづらいのです。

機会があれば、また書きますが、センター後もまた苦労でしたが、国公立の前期試験は不合格で、後期試験で合格しています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日センターを終えた人たちにとって、今回の試験が良い結果であったたらよかったと思っています。

がんばれ受験生!!

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