21 教育のユニバーサルデザイン化

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大学院のオンラインzoom授業を受けていると、
妻が意気揚々としゃべりながら部屋へ入って来ました。
途中で授業中であることに気がつき、カメラに映らないように、
笑いをこらえて匍匐前進で部屋を後にしていきました笑笑…

ちなみにビデオはオフでした。
面白かったので、見守りました笑

さて、今日は日曜日ですが、授業がありました。
特別支援関係の授業を2つ受けたのですが、その中で
「教育のユニバーサルデザイン化」という話題が出ました。

教育のユニバーサルデザイン化

教育のユニバーサルデザイン(UDL:universal design for learning)、知っていますか。
私は先日ゼミをやっていて、このことをテーマに研究されている院生の発表を聞いたときに、初めて耳にしました。(またも勉強不足ですみません。)
ストレートマスターの学生も、義務教育に勤務している現職の院生も当たり前のように「教育のUD化は…」と話をしていたので、
「UDって何?」って聞けなくて、授業をやりながら、必死でGoogle先生に聞きました。

そもそもユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインUniversal Design/UD)とは、文化言語国籍や年齢・性別などの違い、能力などにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)のことであり、またそれを実現するためのプロセス(過程)である。

Wikipediaより引用

と書かれています。だいたいこういうイメージですね。

教育のユニバーサルデザイン

神奈川県立総合教育センターの資料には、
教育のユニバーサルデザインとは『「より多く」の子どもたちにとって、わかりやすく、学びやすく配慮された教育のデザイン』と書かれています。

神奈川県立総合教育センターより引用

信州型ユニバーサルデザイン

長野県教育委員会より引用

長野県教育委員会のホームページを見ると学びの改革支援課(以前の教学指導課)から、次のような図が示されています。
また、
このページには信州型ユニバーサルデザイン研修シリーズ(校内研修資料)が掲載されています。いくつか見ましたが、とてもいいですね。
義務教育の先生方には、周知されているのかもしれませんが、高校の先生方に「教育のユニバーサルデザイン化」と言ったときに、「???」となってしまうような気がします。(私だけが無知だったならごめんなさい。)
高校の先生方にも是非見てもらいたいなと思います。
特にこのNITS(独立行政法人教職員支援機構)の動画がわかりやすく、非常に熱意の伝わってくるものです。すごいです。
是非ご覧になってください。

子どもに応じた多様な学び方

今日の授業では信州型ユニバーサルデザインの右上の「子どもに応じた多様な学び方」についてでした。
神奈川県立総合教育センターの資料にもある通り、「より多く」の子どもたちにとって、わかりやすく、学びやすく配慮された教育を考えていくことが大事になります。

以前、所属するゼミで議論する中で、私は教育のUD化について、
「特別支援を要するような子どもが共に学ぶ中で、どのような授業を行うことが大事か。」
というようなイメージを持っていました。すなわちそのような子どもに合わせた形で全体の授業が進行するという形です。
しかし今日授業を聞いていて、
「より多くの子どもが授業の理解が進むように、様々なアプローチが大切だな。」
と感じました。
今日の授業は脳科学的な視点からも述べられていました。
例えばインプットの方法は「見る」、「聞く」、「書く」など様々です。そして人によって得意不得意があります。一つの方法に限定せず、複数のアプローチをしていくことで、「より多く」の子どもたちにとって学びやすくなります。
そう言った様々な仕掛けを授業に入れていくセンスを持ちたいなと思いました。

どこからが特別支援か

今日の授業では、通常学級における特別な教育的ニーズを必要とする児童生徒の分布は6.5%程度だという話でした。
この数字はそういったテストをした上で、ある点数以上だった子供の割合を示しているわけですが、実際にその線引きは微妙です。
テストで1点少なくて、該当しなかったとして、じゃ、何が違うのかといえばさほど変わらないわけです。
すなわち、誰しもが多少なりとも「学習面」や「行動面」で大々的に苦労はしていないけども、多少の困難を抱えているということです。

正直私はテストをしたら、ADHD(注意欠陥・多動性障害)に近いと思います。
自分の特性を理解していかないと、仕事もうまくいきません。
すぐ忘れてしまうし、やりたいことに対して衝動的に動いてしまったりします。
(そうは見えないと誤解されていますが。)

むしろ逆に、そういう発達障害や学習障害のどれにも属さない人っているのかなと思うのです。誰しもが、何かしらの要素を持っているよね。と。強く出ているか出ていないかだけで。

だからこそ、「より多く」の子どもが学べる「教育のユニバーサルデザイン化」って大事だなと思うのです。

もう本だって活字を読むだけじゃない

ちょっと話はずれますが、最近は本を読まなくても、漫画に書き下ろされていたり、オーディブル(例えばAmazon audble)など、様々なインプット方法があります。
私も試しに車の中で、このオーディブルを使って、本を聞いています。
様々な学びがありますね。
また、読むにしたって、紙の書籍だけでなく、電子書籍もありますね。


Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス

とりあえず、1ヶ月無料なので、試してみることにしました。


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そして、漫画は電子書籍に切り替えましたが、本は本屋で買ってきていたのですが、そろそろこれを試したいという欲に駆られています。Amazonプライムデーで安くなる日を待っています笑
でも、書籍は紙かなぁ。好きなところに線引いたり、メモしたりできるもんなぁ。
でも本が溢れてきてるんだよな。

まとめ

県で進めていること、もっと知って良いことはもっと広めていきたいと思いました。
知らないことは多いです。これからも勉強していきます。
こうして人にシェアすることで、自分が一番勉強しています。
教えるということの学習効果は極めて高いです。
今後私も「教育のユニバーサルデザイン化」を意識して考えていこうと思います。

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