123 教え子から勇気をもらっています

私の話

エピソード記述

教職大学院のゼミの指導教官より、次の本を勧められて読んでいます。

正直、量的研究に比べ、質的研究って、研究論文として成り立ってるのかなって思っていたところがありました。量的な研究をしたいと思っていました。

量的研究と質的研究については、以下をご覧ください。
私も大学院に入るまではわかっていませんでした。(色々勉強ですね)

適切な研究方法を選ぶには
適切な研究方法を選べるかどうかで、執筆する論文の質が決まることもあります。そのため、研究の初期段階でこの選択を誤らないことが重要です。この記事では、研究方法の種類と、適切な研究方法の選び方を詳しく説明します。

でもですよ、このブログのPV(アクセス数)を見ると、私自身が学んだことを客観的に書いた記事よりも、少し主観寄りであり感情的に書いたものの方が、PVが明らかに多いんですよね。
そのような記事は、あくまでも私から見た考えであり、私から見たもの(対象者)に対する間主観的な言葉を綴っているわけですが、そのほうが反響が大きいのです。

すなわち人の心を動かしているということになります。(PVなので、ブログの題名だけでのクリックかもしれませんが笑)

研究するということは、汎用性や一般性が大事だと考え、一歩引いて客観的に見てきたわけですが、改めて、実践と質的研究を行う意義も感じています。
きっと、そこに人間味を感じるのですよね。ま、ただし、それがただの独りよがりであったり、ある思想の人たちだけがわかるものではなく、多くの人にとって共感を持てるものである前提でですが。
というわけで、今エピソード記述について、勉強しています。

教え子とのこと

前回のブログ、多くの反響をいただきました。自分の弱い部分を結構出してしまったので、お恥ずかしい限りですが。

実はここ最近で、現任校、前任校の陸上部(現任校・前任校では陸上班、と班で呼ばれていましたが。)の卒業生と会ったり、連絡をとる機会が多くありました。
(学生は春休みなので)

わざわざ会ったり、連絡をくれるということは、ある程度の信頼関係があってこそのことだとは思っています。

連絡をもらって私の気持ちがどうだったかというと、
「とっても嬉しかったです。」

あ、もう一度言いますね。
「とっても嬉しかったです。」

私自身の最上位の教育目標のうちの1つに「自立」を掲げていますが、教え子から連絡が来ると単純にうれしいです。

それぞれ、話の内容は、思うようにいかず今悩んでいることであったり、今の生活のことであったり、部活のことであったり、勉強のことであったり、色々ですが、
それぞれの成長をすごく感じます。

だから、連絡をくれたことが依存だとは思わないし、「自立」しているなと感じています。

今は苦労もあると思うけど、それは決してマイナスだとは思わないよ。
挑戦している毎日をこれからも大切にしていって欲しいな。
という気持ちです。

高校時代は、教師と生徒という盾の関係であったかもしれませんが、今は一人の大人として横の関係だと思い、上からではなく、横から同じ目線で話をします。

結果的に、この前まで私が教えていたはずの教え子から、今は私が学び、勇気をもらっています。

今はブラックだと揶揄される(実際に労働時間的にはそのような部分は多々ありますが)教師の仕事の醍醐味の1つは、このことだと思っています⇩

『教え子から学び、勇気をもらう。』

前回のブログで、若干弱気な感情を出してしまいましたが、今は勇気をもらい、気持ちは満ちています。

もちろん、前回も書いた通り、関わりを持ったすべての生徒たちにそのような支援をできたわけではないこともまた確かです。反省ばかりです。

また、これは当然のことといえば当然のことですが、学校では多少なりとも「教師」である私を演じています。(教師であるみなさん、どうなんですかね。素の自分のままですか??)

卒業生とは、素の自分で話をするので、
「え、先生って、そんな人だったんですね笑 ちゃんと人間らしさを感じました!笑」
と言われます。

ま、そうですよね。同僚にも近いところにない人には、私のコミュ力の問題もあるんですが、学校では、すごいきっちりして、ちゃんとしていると思われていますからね。(怖いと思われている。)

正直なところ、だいぶいい加減な人間であり、弱い部分も多々あります。
だからと言って、それを先生方や生徒の前で晒すわけにはいかないので、ちゃんとした風をしています。

まとめ

というわけで、前回、今回とちょっと主観を強くして書いてみました。

多くの人にとって使えるものであるため、汎用性や一般性を大事に研究して行きたいと思っていますが、「多くの人の心を動かすエピソード記述」も価値のあるものだと、本を読んで感じています。

先にも書きましたが、教え子たちから多くのことを学んでいます。
皆自立した立派なひとりの人間です。それぞれの人生を生きる彼ら彼女らを尊敬しています。

はい、というわけで、最後に何が言いたいかというと、

いつでも飲み行こうよ。

ってことですね。本当に私が学ばせてもらっている。感謝しかないですね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
だんだんとブログの雰囲気が砕けてきている笑




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