教職大学院はとてもおすすめです。
すごく楽しいです。
今日はどこまで紹介できるかわかりませんが、教職大学院の紹介をしたいと思います。
教職大学院とは
教職大学院(きょうしょくだいがくいん)は、専門性の高い教員を養成することを目的に展開する専門職大学院である。修業年限は標準で2年。各校が定める在学期間を在学し、各校が定める45単位以上を修得すること等で修了すると、教職修士(専門職)の学位が授与される。
Wikipediaより引用
文部科学省のサイトもご参照ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kyoushoku/kyoushoku.htm
また、平成30年5月現在、国立47大学、私立7大学になります。
一覧はこちら↓
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kyoushoku/kyoushoku/1411028.htm
簡単に言えば、「より専門的に学びたい学部卒の院生(ストレートマスター、通称ストマス)」と、「一度現場に出て、様々な課題に直面し、もう一度学び直したい現職の教員」が学ぶ場なのかなと思います。
信州大学大学院教育学研究科(教職大学院)
私の通う信州大学大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)では、今年度より大学院の改組があり、修士課程の募集を停止し、教職大学院の課程のみとなっています。
ここからは、信州大学大学院への進学方法(高校教員)を中心に書いていきます。
高度教職実践専攻ホームページ
ホームページで昨年度の院生の「実践研究報告⼀覧(抄録)」を見ることができます。
教職基盤コース15名(ストレートマスター)、
高度教職開発コース15名(現職教員の院生)。
ちなみに今年度はストマス15名、現職の院生(義務教育15名、高校1名)になります。
以前も書きましたが、昨年度までは高校の現場からは、修士課程に派遣されていたため、教職大学院への派遣は私が初めてになります。責任重大です!
(休職されて進学された方はこれまでもいたとのことです。素晴らしいです。)
現職教員の教職大学院への派遣(高校教諭編)
出願方法
ホームページを見たら、もうすでに来年度の募集要項が出ていました。
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/education/uploads/2021_youkou.pdf
希望される方は、基本的に所属長(校長)にお問い合わせください。
例えば長野県の場合、高校の教員として派遣される大学院は信州大学のみです。
(義務教育は上越教育大学も可?)
この辺りは県によって違うと思います。
信州大学の場合、出願は8月ですが、いきなり出願するのではなく、
現職の先生は県教育委員会の推薦が必要となります。
高校の場合は5月中には職員会にて校長からアナウンスがあると思います。
(早めに←これ大事)校長と相談をした上で、6月中には県教育委員会へ研修派遣依頼等を提出することになります。
(書くのにかなり時間がかかります。)
来年度については、今からだとちょっと時間的に厳しいかな思います。
高校からの派遣は例年1名となっているため(義務教育は15名程度?)、複数人いた場合は選考があります。
実際、私は派遣されるまでに3回かかりました。
うまくいけば、すぐに派遣されるかもしれませんが、なかなか難しいかもしれません。
この辺りは校内の校務分掌であったり、異動とのタイミング次第でもありますね。
あらかじめ前年度から、「来年度希望したい」と希望を伝えておいた方が良いと思います。
提出書類
教育委員会へ提出の資料も、大学の願書にも、過去の研究歴を書くのですが、普通の教員はなかなかありません。希望する人は何らかの研究実績があった方がいいなと思います。
また、「大学院で希望する研究内容」についてはかなり詳しく書くことになります。
教育委員会の推薦が得られれば、その後は出願、院試となります。
出願内容は大学院の入試情報をご参照ください。
派遣のスタイル
私の場合ですが、「1年次(今年度)は、学校での勤務はなく(加配措置あり)、2年次(来年度)は在籍校で勤務しながら通う」形です。
(大学院設置基準第14条特例)
なので、今年度は比較的自由に動けますが、来年度は勤務しながらの研修となります。(がんばります)
ただ、義務教育の先生方は「休日を含め週に3回大学院に通い、平日3日勤務を2年間行う」形です。
どちらがいいかはわかりませんが、教授に聞いたら、高校からの派遣は、来年度までは今の私と同じような形ですが、令和4年度からは義務教育の先生方の形に統一されるそうです。(あくまでも予定)
給料・入学金・授業料
正直気になるのがお金の話ですね。
他の人のことについては言えないので、私のケースについてお話しします。
派遣される期間の給料は支給されます。(研修なので)
ただし、入学金・授業料は払いマス!
(コロナの影響で前期の授業料は明日引き落としです!タイムリー!!)
この辺りも義務と高校や、県によって違うと思いますので、ご確認下さい。
まとめ
長くなってきたので、ここで終わりにします。
本当は志望動機まで書いたのですが、また次回以降にします。
次回以降の予定↓
志望理由、大学院での学びなど。
最後に。
今年度は大学の改組があり、大学院に派遣するか難しいところだったように思います。(おそらく)
多くの人の支援があり実現し、またこの素晴らしい制度を来年度以降の先生方へも継続していただけることに感謝しています。
やっぱ学ぶのは楽しいよ。
一人でも多くの先生が興味を持ってくれたら嬉しいです。
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