学校で水の量(かさ)を習っている小2の息子。
m Lとかd L、Lを習っています。
d Lって今ほとんど使わないので、もう必要なくないですかね??
という小言はともかくとして、ちょっとつまずきやすい分野ではあります。
「100mLのは1dL」
「1000mLは1L」
「じゃ、1Lは何dL??」
とか、家でも聞いていました。
量(かさ)の量的感覚
そうしたら昨日あたりから、家の計量カップに興味を持ち始めました。
とっても良いことです。
数量って数字の計算はできるんですが、実際にどのくらいの量なのかっていう量的感覚は、経験的に学ぶものです。
今日は私が夕食を作っていると、隣で空いた牛乳パップに水を入れていました。
400mLの計量カップだったので、
「えっと、4dL(400mL)と、4dL(400mL)と、2dL(200m L)で、、、
お、ちょうど1Lだ!!」(大体牛乳パックちょうどだったので)
と確認していました。
mL(ミリリットル)とg(グラム)の関係
夕食後、今度はキッチンから”はかり”を持ってきて、
「水の重さを量る!」
って言い出しました。
私はてっきり、mLとgの関連を学校で習っているものだと思ったら、
「まだ学校では習っていない」
とのこと。ただ、
「チャレンジ(進研ゼミ)では少しやったよ」
と。
《チャレンジ、ナイス。》(父、心の声)
とりあえず最初は、目盛りが0のはかりに水の入った計量カップを載せて重さを量り、水を捨ててカップの重さを量って、引き算を始めました。
525g-122g=403g(400mLを量ろうとしている。)
これは計算できていました。
がしかし
500g-122g=???
まだ3桁の計算ができないので、計算に手間取っています。
そこで、
「計量カップを載せてから、はかりの目盛りを0し、その後別の容器で、水を足してあげたら?」
と助け舟を。(よく料理の時にやるやつ)
ま、このアドバイスは良いでしょう。
アドバイスに従い、息子ははかりに置かれた計量カップに、別のコップで水を注ぎ始めました。(結構こぼしながら笑)
ここからですよ、教師のよくないところが出てしまうのは。
計量カップの目盛りに水を合わせるのって、結構難しいんですよね。
表面張力があるので。
息子は表面張力のところで合わせていました。
当然そうすると、水の量は少し少ないので、396gとかになります。
いいんですよ。396gで。
でもですね。教えたがりの教師は400gに近づけたくなっちゃうんです。
「あれ、もう少し入りそうじゃない??」
と。えぇ、だめなやつですね。ほんとに。
確実に答えに誘導しています。
本人が何回も量って気がつけば良いんですよ。
400mL(4dL)って、400gなのかな??
って。
こういうところで我慢強く、待れば良いんですが、こちらの思惑通りに動くように、誘導しちゃう。本当に反省ですね。
本人がやりたいと言ってやり始めたことなのに、この有り様ですから、普段の授業なんて、めちゃくちゃ誘導してますね。
もう少し、待てる大人になりたいです。
それでも、最終的には、200mLを量ってみて、100mLを量ってみて、と順番にやってみて、
「100mLあたり100gなのかなー」
みたいなことはわかったようです。
そもそもg(グラム)が読めなかったですね。(3年生の内容?)
その後、お父さんがブログを書き始めてしまって、もう少し一緒にやりたかったみたいで、消化不良なので、明日も一緒にやりたいと思います。
まとめ
この、教員の
「教えすぎてしまう」
「待てない」
という習性をどうにかしたいですね。
それでも息子の探究心は少し嬉しかったです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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